*ひだまり妊活日記*

*ひだまり妊活日記*

不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

津田沼IVF CLにて3回目の移植(計7回目)→陰性

 

 

転居先での生活が落ち着いてきたころ、生理が来たので、移植周期に入るために遠方からの通院が始まりました。


凍結保存している胚盤胞は残り1個。

“どうにかこれで成功したい”という気持ちでした。

 


移植周期はいつも通りホルモン補充を行います。

 

まずエストロゲン(卵胞ホルモン)製剤を使用。

内膜が充分な厚さに育ちエストロゲン値も200以上と確認できたら、排卵日を設定し、その日からプロゲステロン(黄体ホルモン)製剤を追加します。

凍結胚は6日目胚であり、排卵日と仮定した日から5日後に移植します。

 

D3:エストラーナテープ開始

スケジュールに沿って一日置きに2枚貼り替え。

D9:テープを4枚に増やす

D13:テープを6枚に増やす。

D14:受診  内膜とホルモン値を確認

ワンクリノン膣用ゲルを追加

D15:テープを4枚に減らす

D18:移植

 

補充するホルモン剤は、前回しっかりと効果が現れたため、同じ薬を使うことになりました。

 

 

D14に受診した時点で、内膜は9.7mm、エストロゲンも328.4と順調だったので、予定通りの日に移植することに決定しました。

 ただ、今回はこれまでと比べてエストロゲンの数値が低いため、エストラーナテープは4枚で続けるようにと指示がありました。(今までは2枚まで減量)

 

看護師さんに、前回ワンクリノンのカスが出にくかったことを相談。

お腹に力を入れてもほとんど意味が無かったのです。

カスが長いこと膣内に残ると、次に使用する薬が効きにくくなる可能性もあるため、2~3日で出した方がいいとのこと。

出て来なければ、清潔にした指で掻き出すようにと言われました。

 

 


移植当日。


いつも通り、まずは培養士さんに移植する胚盤胞の融解前後の写真を見せてもらいました。

今回移植するのは2PN由来の6日目胚:4BAです。

これまでと違ったのが、今回の胚盤胞は融解後に収縮してしまっているとのこと。

考えられることとしては、

①成長過程で収縮と拡張を繰り返すが、その収縮段階である。

②卵に元気がなく、収縮したまま成長しない。

①なら問題なし、②なら妊娠成立しない、という結果になるそうです。

今の段階ではどちらかわからないと言われましたが、出鼻をくじかれたような気分でした。


落ち込んだまま、いつも通り手術室へ。

準備段階で腹部エコーをしたところ、膀胱に尿が溜まりすぎていると指摘され、トイレに行く羽目になりました。

前回の移植時に尿があまり溜まっていなかったため、今回はあえてたくさん水分を摂って挑んだのですが、逆効果でした。

バランスが難しい…。


それ以外は今回もスムーズに終了。

このクリニックに来て3回目の移植も、もちろん痛みはありませんでした。

本当にありがたいことです!


 妊娠判定は、前回同様に尿検査を選びました。

 

 

BT9

判定日を翌日に控え、自宅でフライング検査。

この日までに下腹部の違和感があったり胸が張ったり、気持ち悪かったりしたので、少し期待しましたが…。


結果は、全くラインが出ず。

『陰性』でした。


感じていた体調変化は、おそらく薬の影響だったのでしょうね。


引っ越しに伴い仕事を辞め、治療を優先してゆったりと過ごしていたのですが…。

全く無意味だったとわかり、ガッカリしました。

 

 

BT10

判定日当日。

土曜日だったため夫と一緒にクリニックへ。


着いてすぐに尿検査を行い、待合で待機。

期待をしていなかったので、いつものような緊張感はありませんでした。


診察室に呼ばれて検査薬が置かれると、一目瞭然。

検査薬は真っ白。

はっきりと「陰性です」と言われ、諦めがつきました。

 

これで凍結保存していた胚盤胞は全て終了。

“次は一ヶ月あけてから採卵かな~”と考えていると…

先生から嬉しいお話がありました。

ホルモン剤を中止したら数日で生理が来ると思います。今回の移植周期で使用したホルモン剤のおかげでホルモンバランスが整っている状態なので、もし可能ならすぐに採卵周期に入るのがベスト。色々と都合もあると思うので、一度検討してみてください。」


時間を持て余していた私にとっては、願ったり叶ったり!

その場で「やります!」と答えていました。

 

 


今回の移植で陰性という結果は残念でしたが、すぐに採卵できると聞き、心機一転!


採卵当日までは夫婦共に生活を整え、良いコンディションで臨みたいと強く思いました。

 

他県からの通院は大変ですが、このクリニックから卒業する日が来ると信じて、一日一日を大切に過ごそうと決めました。

 

 

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