*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

夏休みと姪っ子

 

 

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。


夏休みも後半に入りましたね。

 

 

お盆は毎年、地方にある私の実家に帰省していました。

9~10連休が当たり前の夫と違い、専門職の私の夏休みは3~4日程度。

仕事の合間の慌ただしい帰省が、我が家にとって毎年恒例の行事。

実家の隣の県に住む妹夫婦と帰省日程を合わせて、賑やかな夏休みを過ごしていました。

 

 

しかし、今年は帰れません。

医師から絶対安静の指示を受けているからです。

妊娠7ヶ月も後半。

安定していたら帰れるはずだったのにな…。

 

 

私たち夫婦は今年で結婚6年目になりますが、同じ時期に結婚した妹に、昨年娘が産まれました。


両親にとっては初孫。

祖父母にとっては初ひ孫。

その可愛がりようは、言葉では言い表せないほどです。

私も愛おしくて仕方ありません。

 

治療がうまくいかず、両親になかなか孫を抱かせてあげられないもどかしさを感じていた私ですが、妹夫婦のおかげでそんな気持ちも無くなりました。

 

 


実は私にはもう一人妹がいました。

3人姉妹の末っ子。

2年半前に亡くなりました。


私たち家族や、実家の近くで暮らす祖父母にとって、それはあまりにも衝撃的な出来事でした。


それぞれが元の生活に戻っても、心にぽっかりと空いた穴が塞がれることはありませんでした。

 

 

そんな日々が続く中、この世に生を受けた姪っ子。

亡くなった妹の一周忌に集まった親戚全員が、生後3ヶ月の天使を目にした途端に満面の笑顔。

新たな命の誕生によって、沈んでいた家族や親戚ひとりひとりの心に花が咲きました。

 

 

そんな姪っ子はこの夏も、きっと私の故郷に幸せを運んでくれたことと思います。


亡くなった妹と成長した姪っ子の再会を想像し、思わず口元が緩みました。

ぷにぷにした肉付きを見て笑ってるかな。

大きな泣き声にはびっくりしただろうな。

世話好きな妹だったから、生きていたら私以上に甘やかしてたはず。

 

“うちらの姪っ子は特別にかわいいよなー笑”

生きていたら、そんな会話をして笑いあっていたことでしょう。

 

 

来年の夏は私も新しい家族を連れて、天国から戻ってきた妹に逢いに帰りたいと思います。

 

 

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