*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

培養の結果*恵愛生殖医療医院(3回目の採卵)

 

 

低刺激による採卵で7個の卵子が採れ、顕微受精を行うことになりました。

 

先生に変性卵はないか聞いたところ、「おそらく大丈夫」とのこと。

ただ、これまで採卵数が多くても分割が進まないこともあったので、期待しすぎずに翌日を迎えました。

 

 


翌日、メールで受精結果が届きました。

緊張しながらメールを開くと…


結果は『5個

 

5個も!!と心の中で声をあげました。

前回から受精方法を顕微にしているのですが、前回も受精率は2/2。

培養士さんの腕によるのかもしれませんが、顕微受精での受精率の高さに驚きです。

嬉しいけれど、一般的には体外受精より顕微受精の方が妊娠率は下がると言われているし、まだまだゴールはずっと先。

まずは最低1個、胚盤胞まで分割してくれることを願って次の受診まで過ごしました。

 

 

そして採卵から8日後。

胚盤胞の凍結結果を聞くために受診。

診察室に呼ばれ、先生から結果を伝えられました。

「凍結結果は4個です。すべて良い評価ですよ。

思わず頰が緩みました。

転院後3回目の採卵にして、ようやく良い結果が出た!という感覚です。

 

〈凍結した4個の胚盤胞の評価〉

3AA:5日目胚(Eeva:ES-4)

4AB:5日目胚(Eeva:ES-4)

4AA:5日目胚(Eeva:ES-3)

3BA:5日目胚(Eeva:ES-1)

 

  • Eeva:ES◯というのは、AI(Eeva)による3日目までの分割速度の評価。1〜6か7での評価となり、数字が小さいほど良い。(ただ、今回の胚盤胞を総合的に見ると、ES-1の3BAよりES-3の4AAの方が良いと判断)
  • Gradeは3〜4がベター。5だと殻から飛び出してしまうこともある。

 

先生に、なぜ今回結果が良かったのか聞いてみたところ、顕微受精の際に良い精子を選べているのかもしれないとのこと。

受精後3日目以降の分割で、精子の影響が出てくると言われているそうです。

また、クロミッドによる低刺激の採卵を続けていることが、卵巣に良い影響を与えている可能性もあるとのこと。

「良い結果が出ているので、このままクロミッドを使って採卵を続けてもいいかもしれない。」と言われました。

 

思いがけず多くの胚盤胞が凍結できたと知り、次は一周期空けて移植しようとも考えましたが、せっかくクロミッドで卵巣の状態が整っているなら採卵を続けたい気もする…。

 

どっちにしろ次は生理が来てから受診となるため、夫と相談して決めることにしました。

 

 

この頃の私は、不妊治療を開始した当初に比べると、淡々と治療に臨めむようになっていました。

良くない結果も、それなりにうまく受け止めれるようにもなりました。

しかし、今回久しぶりに良い評価の胚盤胞が凍結でき、喜ばずにはいられませんでした。

今後も流産を繰り返すだろうと考えると、凍結胚がストックできたことが、とても心強かったのです。

 

“帰ったらすぐに夫に報告しよう”

ほころぶ夫の顔を想像し、少しにやけながら帰路につきました。

 

 

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