*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

両親学級に参加

 

 

昨日は出産する病院の両親学級に参加してきました。


出産の時に旦那さんの立ち会いを希望する場合は、夫婦揃ってこれに参加することが必須です。

夫は立ち会いを迷っていましたが、出産の流れも教えてもらえるからと説得し、出てもらうことにしました。

 


2時間に渡り説明をしてくれたのは、若くてハキハキとした助産師さんでした。


資料を使っての説明は約1時間。

内容はお産の兆候を感じてから入院までの流れ、陣痛の間隔に合わせた呼吸法やマッサージの仕方、痛みの変化、そして分娩時の呼吸法やいきみ、赤ちゃんの回旋などです。


これまで絶対安静の期間が長かった私は体力が無いのか、1時間座っていることがつらく、呼吸が荒くなったり汗をかいたり…。

他のママさんたちは、私よりお腹の大きい方がほとんどでしたが、皆さん平然と座って聞いていました。

こんな状態で出産の時に体力がもつのだろうか…。

 

 

そして後半は、分娩時のビデオを見たあと、父親たちの妊婦体験。


まずビデオです。

妊婦さんが陣痛室から分娩室に移動するところから始まり、産まれた後のカンガルーケアまでの実際の映像を見せていただきました。

率直に言って、短時間なのにすごく衝撃的でした。


分娩台での呼吸の仕方や苦しむ様子、そして会陰から赤ちゃんの頭が出てくるところも撮影されていました。

最初は夫が抵抗なく見れるか心配していましたが、途中からは私自身もウーッと唸りたくなるような気分に。

ビデオの中の夫婦は全く知らない方なのに、赤ちゃんが取り出された瞬間はとても感動しました。

 

 

最後に、父親が妊婦体験ジャケットを着て分娩台に乗ってみるという体験。


夫に「せっかくだからやってみなよ~」と耳打ちすると、さっと手を挙げてくれました。

こういった場面で動じないところ、周りの目を気にしないところ。

かっこいいなと密かに思っています。


別のパパさんが父親役として指名され、妊婦役をフォロー。

助産師さんの指示に従い呼吸法やいきみを行う夫の姿を見て、微笑ましい気持ちになりました。


男性が分娩台に乗る機会なんてなかなかないので、よい経験になったのではないでしょうか。

 

 


今回の学級は父親への説明がメインでしたが、私自身とても勉強になりました。


私はつい最近まで、切迫早産で絶対安静の指示があり、母親学級の参加も許可されませんでした。

そのため、私にとっても初めて聞くことばかりだったのです。

改めて参加できて良かったと感じると同時に、もし早産になっていたら何も知らないまま出産していたのだろうと思うと、ここまで妊娠を維持できたことに感謝の気持ちすら覚えました。

 

 

実のところ、私の出産には夫が立ち会えるかどうかわかりません。

夫の職場から病院までが遠く、また私は陣痛が始まってから分娩までが早いだろうと言われているからです。

それでも新しい家族が増える瞬間をふたりで迎えるという意識…というか覚悟が、お互いできたように感じます。

 

 

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ちなみに、昨日でちょうど37週に入りました。

ようやく、待ちに待った正期産です。

ここまで本当に長かった…。

やっと他の妊婦さんと同じように、家事をしたり歩いたりできるようになりました。


いつお産の兆候がきても大丈夫なように、呼吸法の練習をしておこうと思います。