10月の3連連休は、もともと法事で田舎に帰省することが決まっていました。
先日の出血のこともあり、できるだけ体に負担をかけたくなかったのですが、父の3回忌ともなれば帰らないわけには行かない…というか帰りたい!!
息子と一緒に父に手を合わせたいという想いがありました。
一人残った母に会いたい気持ちも強く、予定通り帰省することに。
しかし、前日の夜から当日の朝にかけて、準備に追われてせかせかと動いてしまい、挙句、出発前になかなか着替えない息子を怒り、疲れとストレスも重なっていたのでしょう。
さぁ、これから出発!
「バス、バス〜♪新幹線〜♪」
と興奮する息子の期待を裏切るかのように、バス停までの道のりで、またしても大量の出血!!!
それも、前回とは比べものにならないほど、どんどん流れ、急いで自宅に戻ってトイレに座ってもその勢いは止まらず。
塊のようなものもいくつか出たので、
「これは完全流産だ…」
と頭が真っ白になりました。
半分パニックになりながらも、トイレの前で立ちすくむ息子と、オロオロする夫に
「大丈夫だからね!」
と何度も声をかけました。
出血が落ち着き、ようやく平常心を取り戻したところで夫と相談し、とにかくまずは病院に向かおうと決めました。
急遽乗り物が変更になり、最初はぐずってた息子も、なんだかいつもと違う雰囲気にワクワク。
その後の待ち時間や診察の間も、外で夫と一緒にお利口さんで待っていてくれました。
診察を待つ間、ショックと貧血で体はぐったり。
かすかな希望も持たず、
「また採卵からスタートか…」
「このまま続けてもゴールはあるのかな」
と、ネガティブな思考ばかりが脳裏に浮かびました。
そして内診。
まだ少し続いていた出血を押さえながら内診台に上がり、もう何も見えないであろうモニターに目を移すと…
「あかちゃんの袋は、ありますね。」
え??
「心拍も見えます。」
えーーー??!
「ただ、子宮内の出血はかなり多いです。これからの経過を見ないとなんとも言えません。」
それはそのはず。
でも!!まさか、まだ胎嚢が残ってたとは!
先生の話によると、血の塊は子宮の壁やあかちゃんではなく、滞った血がレバーのような塊ででてくることもあるとのこと。
とにかくよかった。
そして、妊娠初期に使えるダクチルという張り止めを処方してもらい、病院を後にしました。
息子と待ってくれていた夫に報告したら、予想外の展開に困惑気味。
嬉しいけど、これからの不安も大きいのでしょう。
一人目の妊娠の時もずっとそばで支えてくれていたから、出産までの道のりの険しさは誰よりも理解してくれています。
そして、予定していた帰省はというと…。
どうするか迷いましたが、その時点で出血が落ち着いていたので、結局そのまま田舎へ帰省することに。
前回までママにべったりだった息子は、想像以上に成長しており、久しぶりに会った姪っ子たちや母と心ゆくまで遊び倒しました。
私自身もリラックスして過ごすことができ、母や妹ともたくさん話せたので、帰省して良かったとつくづく思いました。
6w4d
もともと予約していた診察の日。
担当の院長先生に状況を伝えて内診へ。
3日前に見えた心拍は、今回も動いてくれていました。
胎嚢は11.8mmとかなり小さめ。
でも成長はしているし、生命力を信じたい!
次回は6日後。
7週に突入です。
どうか、どうか…
祈る気持ちで日々を過ごしています。