*ひだまり妊活日記*

*ひだまり妊活日記*

不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

2人目不妊 採卵から3回目の移植へ

 

 

久しぶりの更新です。

 

完全流産後、しばらく期間を置いて採卵を行いました。

高刺激はしませんでしたが、幸い3個の胚盤胞が凍結できました。

3AA、4AB、4AAの3個です。

 

この3個で私たちの不妊治療は終わる予定です。

 

年齢のこともあり、もう少し早く移植したかったのですが、保育園に通っていた息子がこの4月から幼稚園に行くことになり、バタバタしている間に6月になってしまいました。

 

息子は入園当初、行きたくないと大騒ぎし、毎日レスリング状態で担きながら登園。

精神的にも肉体的にも母子共にボロボロでした💦

それが一ヶ月経つ頃には、園生活が楽しくて見違えるほどニコニコに。

今ではクラスで一番大きな声で歌っています♪

 

ひと段落して、さぁようやく移植だ!

…と通院を始めましたが、まだまだ懸念材料も。

仕事をしているため、幼稚園の通常保育後の預かり保育も利用していて毎日お迎えが17時。広い園庭を走り回って遊ぶまだ3才半の息子は、もちろん帰りの車内で爆睡。

自宅マンションの近くの駐車場に到着したあと、17kgを抱っこして少し離れた自宅まで担いで歩く日々。

 

こんな状態で、流産しやすい私が移植しても大丈夫だろうかという不安もあります。

でも、息子の抱っこが無くなるのはいつになることやら…。

これも運命だと思い、このタイミングでの移植を決断しました。

 

 

今回の移植は、初めて自然周期で行うことになりました。

仕事をしながら頻回に通院するのが難しく、今まではホルモン補充で行ってきましたが、

今回は日程的に通院ができそうで、かつ自然周期の方が少しだけ流産率も下がるという話を聞き、自然周期で行うことに決めました。

 

今までの治療経験から、「一般的には」とか「⚪︎⚪︎率が上がる」という話はあまり信じていませんが、初めての方法で移植にトライすることにワクワクしています。

 

 

先日、一人目を移植する前に水子供養に行ったお寺で、再び水子供養をしていただきました。

前回の供養後にお腹にきてくれた息子を連れて訪れることに、なんだか胸が熱くなりました。

 

前回も今回も、雲ひとつない晴天。

 

わけもわからず、見よう見まねに小さな手を合わせてくれたこの子が、今度こそお兄ちゃんになれるといいなぁ。

 

 

 

悪夢、再び…。完全流産になりました。

 

 

長かった一週間。

7w2d、ようやく診察日でした。

 

この一週間、波はあったものの、常に出血が続いていました。

そして前日あたりから出血が増え、塊のようなものもちょくちょく出るように。

そして、だんだん強まっていた悪阻も、弱くなってるような…

「もしかしたら成長が止まってるのかも…」

すぐに膨らむ嫌な想像を無理矢理かき消しながら、呼び出されるのを待ちました。

 

待ち時間が長い病院ですが、今日は予想よりも早く呼ばれ、内診台へ。

前日から出血が増えたことを伝えながら、エコーが始まりました。

 

お願い、お願い、お願い!!

 

 

「出血は見られますが、赤ちゃんは順調ですね。」

 

よかったーーー!

 

あやうく涙が出そうになりました。

 

診察室では、相変わらず笑顔のない先生。

「おそらく大丈夫でしょうけど…fuuさんの場合、もうしばらく経過を観ましょうね。」

そして、子宮内の出血がまだ残っていることを指摘されました。

でもまぁ、そんなに問題ないだろうと高を括り、その後、薬や会計を待つため2時間滞在しました。

 

そしてその間、座り続けたことが影響したのか徐々に腹痛が気になり始め、出血もなんとなく増えてるような…

 

なんとか会計を済ませ、車で1時間かけて帰宅。

(いつもはそのまま職場にむかいますが、この日は待ち時間が長引いたのと出血が不安だったため、そのまま休ませてもらいました。)

 

 

そして、悪夢は帰宅してから始まりました。

 

「出血してるし体も疲れてるから、横になろう!」

いつもなら帰宅して早々、荷物の整理や家事をしてしまう性分ですが、自分にこう言い聞かせて横になりました。

 

でも、横になっても寝れない…

なんか、違和感…

 

どんどん出血が増え、それと同時に子宮がキュッと締められる感覚があり、トイレに立った時…

 

ドロンッと大きな塊が出てきました。

 

あーーー。

流産だ…!!!

 

一度経験はあるものの、完全流産(進行流産)はあまりにショックで…

 

すぐに病院に電話したら、ベテラン看護師さんが対応してくださり、その塊は入り口あたりにあった血の塊だろうと教えてくれました。

ただ、このまま流産を促す危険があるから、絶対安静で過ごし、今日か明日には来てくださいと言われました。

 

急遽、息子の保育園のお迎えを夫に頼み、その後横になり続けましたが、結局さらに大きな塊も出てきて、半ば諦めモード。

 

 

翌日、午前休をとってくれた夫と一緒に病院へ。

嫌な予感は的中。

エコーの結果、既に子宮は空っぽでした。

ドロンと出てきた大きなレバーのような塊は妊娠した時の組織で、赤ちゃんではないそうです。

おそらく赤ちゃんは気づかないうちに流れてしまったのだと思います。

 

 

昨日から今日にかけての衝撃的な出来事に、まだ心の整理はできませんが、

事実を記録しておこうと思い、なんとか書いてみました。

 

落ち込む時間も、今後のことを考える時間もなく、

病院を出た直後には保育園から電話が!

 

「発熱したのでお迎えお願いします」

保育園に入って一年半の間、一度もお迎え要請は無かったのに…

このタイミングで初かいっ!!!

 

ある意味、「ママ僕を見て!」のサインだと受け取り(結果、手足口病でしたが💦)、その後発熱外来を探してお迎えに行き、流産直後にして15kgを長時間抱っこしながら通院したりと、てんやわんやで夜を迎えました。

 

隣で寝ている我が子よ。

色んな意味でありがとう。

 

今は何も考えず、君だけ見ているね。

 

 

 

 

完全流産と絶望するも…

 

 

 

10月の3連連休は、もともと法事で田舎に帰省することが決まっていました。

 

 

先日の出血のこともあり、できるだけ体に負担をかけたくなかったのですが、父の3回忌ともなれば帰らないわけには行かない…というか帰りたい!!

息子と一緒に父に手を合わせたいという想いがありました。

一人残った母に会いたい気持ちも強く、予定通り帰省することに。

 

 

しかし、前日の夜から当日の朝にかけて、準備に追われてせかせかと動いてしまい、挙句、出発前になかなか着替えない息子を怒り、疲れとストレスも重なっていたのでしょう。

 

さぁ、これから出発!

「バス、バス〜♪新幹線〜♪」

と興奮する息子の期待を裏切るかのように、バス停までの道のりで、またしても大量の出血!!!

それも、前回とは比べものにならないほど、どんどん流れ、急いで自宅に戻ってトイレに座ってもその勢いは止まらず。

塊のようなものもいくつか出たので、

「これは完全流産だ…」

と頭が真っ白になりました。

 

半分パニックになりながらも、トイレの前で立ちすくむ息子と、オロオロする夫に

「大丈夫だからね!」

と何度も声をかけました。

 

出血が落ち着き、ようやく平常心を取り戻したところで夫と相談し、とにかくまずは病院に向かおうと決めました。

 

急遽乗り物が変更になり、最初はぐずってた息子も、なんだかいつもと違う雰囲気にワクワク。

その後の待ち時間や診察の間も、外で夫と一緒にお利口さんで待っていてくれました。

 

 

診察を待つ間、ショックと貧血で体はぐったり。

かすかな希望も持たず、

「また採卵からスタートか…」

「このまま続けてもゴールはあるのかな」

と、ネガティブな思考ばかりが脳裏に浮かびました。

 

そして内診。

まだ少し続いていた出血を押さえながら内診台に上がり、もう何も見えないであろうモニターに目を移すと…

 

「あかちゃんの袋は、ありますね。」

 

え??

 

「心拍も見えます。」

 

えーーー??!

 

「ただ、子宮内の出血はかなり多いです。これからの経過を見ないとなんとも言えません。」

 

それはそのはず。

でも!!まさか、まだ胎嚢が残ってたとは!

 

先生の話によると、血の塊は子宮の壁やあかちゃんではなく、滞った血がレバーのような塊ででてくることもあるとのこと。

 

とにかくよかった。

 

そして、妊娠初期に使えるダクチルという張り止めを処方してもらい、病院を後にしました。

 

 

息子と待ってくれていた夫に報告したら、予想外の展開に困惑気味。

嬉しいけど、これからの不安も大きいのでしょう。

一人目の妊娠の時もずっとそばで支えてくれていたから、出産までの道のりの険しさは誰よりも理解してくれています。

 

 

そして、予定していた帰省はというと…。

どうするか迷いましたが、その時点で出血が落ち着いていたので、結局そのまま田舎へ帰省することに。

前回までママにべったりだった息子は、想像以上に成長しており、久しぶりに会った姪っ子たちや母と心ゆくまで遊び倒しました。

私自身もリラックスして過ごすことができ、母や妹ともたくさん話せたので、帰省して良かったとつくづく思いました。

 

 

 

6w4d

もともと予約していた診察の日。

担当の院長先生に状況を伝えて内診へ。

 

3日前に見えた心拍は、今回も動いてくれていました。

胎嚢は11.8mmとかなり小さめ。

でも成長はしているし、生命力を信じたい!

 

 

次回は6日後。

7週に突入です。

 

どうか、どうか…

 

祈る気持ちで日々を過ごしています。

 

 

 

出血!!急遽受診

 

 

5w5d

朝出勤してすぐ、何やら膣から流れるような感覚が…

「膣錠のカスかな?でもなんか違うような…」

 

嫌な予感がしてトイレに行くと、ナプキン一面に真っ赤な出血が💦

しばらく休ませてもらったものの、止まる気配はなく、結果生理初日ぐらいの多量の出血が起こりました。

 

不育症のため、血液の流れを良くするヘパリンを打っており、それに加えて膣錠をしているせいで、毎回移植後は出血しやすいですが…

こんなにたくさん流れ出たのは初めてで、お昼頃には諦めモード。

 

この日に限って早退できず、夕方には息子のお迎えもあり、なるようになれ!という気持ちで夜を迎えました。

 

夜には出血はおさまっていましたが、日中はドロっとした塊のようなものも出たし、これはもう無理だーーーと落ち込みました。

 

しかし、帰宅した夫に「出血しても大丈夫だったこともあるし、とにかく明日診てもらうまではわからないよ!」と励まされ、まだ落ち込む時じゃないと思い直しました。

 

 

祈るような気持ちで翌日受診。

内診したところ、なんと胎嚢は無事でした!!!

5w6dで8mm…

かなりコンパクトではありますが、卵黄嚢も見えました。

 

この時期は測定の仕方や角度で胎嚢の大きさも変わると聞きますし、とにかくまだ希望が持てるとわかり、ほっとしました。

 

翌週初めに心拍が見えるかどうか。

それまでは気持ちを穏やかに、できるだけストレスを溜めないように過ごしたいと思います。

 

 

陽性判定→胎嚢確認

 

 

4w3d

採血にて陽性判定がでました。

 

移植後は風邪で体調が悪く、逆に途中からつわりの気持ち悪さが引いていたので、陽性判定が出たことに驚きと嬉しさが込み上げました。

hcg363で週数的に高くはないものの、第一関門クリアです。

 

 

5w3d

無事、胎嚢が見えたのですが…

6.6mm!

またしても小さい!!

hcgは6400超えで、1.5日で2倍とまではいかないものの、まずまずの伸び具合。

「胎嚢の大きさやhcgは問題ないです。ただ、ここからが問題なので経過を見て行きましょう。」

と、先生。

やはり間違っても「おめでとう」「良かったですね」とは言えないのです。

 

もう少し大きい胎嚢が見えて、hcgも10000ぐらいまで上がっていれば、少しはほっとできたかもなぁ。

 

ちなみに、凍結卵を2個移植しましたが、見えた胎嚢は1つでした。

どうか、翌週までに大きく成長して、心拍も見えますように⭐️

 

そして、この日からヘパリン開始。

仕事中にヘパリン打って、膣錠して…

眠いけど頭をONにしておかないと💦

 

 

2人目妊活 移植2回目

 

 

久しぶりの更新です。

 

前回の移植後に流産と告げられ、自然に流れるのを待っていましたが、無事に(?)胎嚢が流れ出てくれました。

 

幸い、出血が始まったタイミングが良く、息子を保育園に預けて自宅でゆっくりと体を休めることができました。

 

 

その後一週期あけて、再び移植する予定でしたが…

 

息子がコロナに感染したり、保育園が休園になったり、祖母の容態が悪化してお見舞いに行ったりと慌ただしい日々が続き、結局夏の間は治療から遠のいてしまいました。

 

 

 

ようやく、今週期に移植できることになり、ホルモン補充療法にて先日2個の凍結卵を移植してきました。

 

一人目の不妊治療で凍結していた、最後の2個です。

 

今回の卵は成長速度が遅く、ランクがつけられない状態。(胚盤胞まで進んでない?)

ただ、質が悪いわけではないので、廃棄にならず残っていた卵たちです。

 

 

望みをかけたいところですが、これまでの経緯から、なかなか期待を持てず。

早く移植して、次の採卵に向かいたいという気持ちです。

 

年齢と、今後も流産する可能性を考えると、あまりのんびりと構えていられない状況。

 

 

「双子になる可能性もあります」

先生の言葉に一瞬迷いも生まれましたが、夫と相談して予定通り2個移植する流れとなりました。

 

 

もともと期待が薄いため、体調の変化に一喜一憂することもなく過ごしています。

 

 

妊娠判定は月末。

ようやく一人遊びが増えてきた息子と一緒に、たくさん食べて飲んで、できるだけ睡眠時間を確保して過ごそうと思います。

 

 

願い届かず…9回目の流産

 

 

残念ながら、小さすぎた胎嚢は成長が止まり、心拍も見えず、6週で流産という結果になりました。

 

6w1dに受診した時点で胎嚢は8mm。

前回微かに見えていた心拍が見えず。

 

念のためホルモン補充やヘパリンの注射を続け、6w5dに再診となりましたが、やはり奇跡は起こりませんでした。

 

途中経過に不安を感じた時点で、こういう結果になることは頭の片隅にありましたが、

一度出産したという自信から、「きっとうまくいくはず!」と過度な期待を抱いてしまったせいで、

6w1dの時点ではなかなか心の整理がつきませんでした。

 

しかし長い長い4日間を経て、6w5dに最終結果を聞いた時は、きちんと受け止めることができました。

 

 

かなり初期の流産なので、今回は手術はせず、自然流産を待つことになりました。

 

現時点で、まだお腹にいます。

少し出血はしていますが、いつ、何時ごろ痛みが始まるのかとソワソワしています。

息子と二人で過ごしている時ならどうするか…

 

経験はあるものの、やはり悲しみと痛みがすぐそこに迫っていると思うと、なかなか穏やかに過ごすのが難しく…

 

 

息子との時間が、息子の笑顔が、

そんな今の私の最大の癒しです。

 

そして改めて、息子の生命力の強さを実感!

 

こんな体質の母親から生まれてきてくれて、

ほんとにほんとにありがとうね。