3回目の移植の結果も稽留流産となりましたが、その後の出血がかなり長引きました。
完全に出血が無くなるまで、5週間もかかりました。
出血が始まり胎嚢が出た日から14日後にクリニックを受診し、経過を診てもらいました。
結果、胎嚢は無くなっているものの、まだ少し内容物が残っているとのこと。
しばらく出血が続くかもしれないと言われました。
その際、先生から「次は生理2回ぐらい見送ってから移植しましょう。」と提案がありました。
私も身体を休めたかったし、他の病院で受けたい検査があったので、素直に同意しました。
流産直後は気持ちに余裕がありませんでしたが、身体と共に心も回復してくると、この治療お休み期間にやれることをやっておきたいという意欲が湧いてきたのです。
その時受けようと考えていた検査とは…
①不育症の検査
②夫の精液検査と前立腺炎の治療
の2種類です。
①不育症の検査について
今回の稽留流産の直後に、クリニックの看護師さんに相談する機会を設けてもらいました。
稽留流産が2回目と話すと、不育症の検査というものがあると教えてくれました。
クリニック内でも検査を行っているが、項目は少なく、できれば不育症の検査を専門にしている病院にかかる方がよいとのこと。
関東で群を抜いて有名なのは、
⚫︎杉ウィメンズクリニック(新横浜)
だそうです。
クリニックの先生も、整骨院の先生も、2回の稽留流産は受精卵の染色体異常の可能性が高いという考えでした。
でも私は、不育症の可能性を否定する意味でも、検査を受けてみたいと感じていました。
それに、どんな結果が出たとしても、結果を知った上でできる対策があれば行いたいと思ったのです。
検査費用はかなり高額になりますが、夫に相談すると快く承諾してくれました。
また、この頃に夫婦の染色体検査の存在も知りました。
これについても悩みましたが、どちらかに原因があっても治療法がないとわかり、その時点では受けないことに決めました。
②夫の精液検査と前立腺炎について
不妊治療を始めた時期に、夫が泌尿器科で精液検査を受けてくれたのですが、その際に精子の奇形率が高いことがわかりました。
精子数や濃度、運動率は良好だったため、そのまま体外受精に至ったのですが、その時の検査結果を夫が気にしていたのです。
私の流産が受精卵の染色体異常による場合、精子が影響している可能性もあるのではないか、と。
また、その泌尿器科で『慢性前立腺炎』という診断も受けていたのですが、精子に直接影響する病気ではないと言われたこともあり、薬を途中で中断してしまっていました。
そういった話を整骨院でしていると、「市川総合病院リプロダクションセンターなら男性不妊の検査ができる。同時に前立腺炎の相談もできるはず。」と教えてくれました。
夫婦で話し合った結果、このお休み期間中に、
私は杉ウィメンズクリニック
夫は市川総合病院リプロダクションセンター
を受診してみることにしました。
気がつくと休日の病院デートが増えている私たちですが…。
『不妊治療は夫婦ふたりのプロジェクト』
道のりは険しいけれど、同じ目標を持って同じ気持ちで取り組めるものがあることに、幸せを感じました。
次回は不育症の検査について書きたいと思います。