恵愛医院にて4回目の採卵では、5個の卵が採れました。
翌日、メールで受精結果が届きました。
メールを開くと…
結果は『3個』
5個中3個はまずまずといったところ。
前回までの採卵で凍結胚のストックができたため、今回の採卵でたくさん貯めたいという欲はありません。
しかしせっかく採卵したので、胚盤胞まで培養した段階で、1個は残ってくれたら嬉しいなと思いました。
そして採卵から9日後。
胚盤胞の凍結結果を聞くために受診。
診察室に呼ばれ、先生から結果を伝えられました。
(この日は担当医がお休みで、別の先生でした。)
「凍結結果は3個です。しかし、そのうち2個は分割が遅く、受精5日目に初期胚盤胞の状態で凍結しました。」
〈凍結した3個の胚盤胞の評価〉
4BA:5日目胚(Eeva:ES-2)
BL-2:5日目胚(Eeva:ES-3)
BL-2:5日目胚(Eeva:ES-5)
- Eeva:ES◯というのは、AI(Eeva)による3日目までの分割速度の評価。1~6か7での評価となり、数字が小さいほど良い。
- Gradeは3~4がベター。5だと殻から飛び出してしまうこともある。
- BLは胚盤胞の成長段階を示している。1~6で表されるが、2は初期胚盤胞。(内細胞塊と栄養外胚葉に分かれる前)
1個は良い評価の胚盤胞が残ってくれたので安心しました。
残る2個は分割が遅く、移植後の経過に期待はできないような気がしました。
そのことを先生に聞いてみると、「一般的に分割速度は速い方がいいと言われているが、融解した時点で意外と分割が進む場合もあるので、今の時点ではなんとも言えない。」とのこと。
凍結には至ったわけですし、全く期待できないということもなさそうです。
今回の凍結結果が例え0個だったとしても、次周期からはこれまでに凍結した胚盤胞を移植していくと決めていました。
ちょうど年末年始にさしかかる時期。
移植に入るのは年明けからとなります。
“来年こそは…”という想いが、治療の年数を重ねるごとに膨らみます。
たまたま治療おやすみ期間に年末年始を迎えれるため、体調を気にせずに休暇を楽しめることになりました。
実家に帰り、両親や妹と美味しい物を食べたりお出かけしたりして、リフレッシュしようと思いました。