流産の手術をしてから次の移植までの間、久しぶりに治療から離れて楽しい日々を過ごしました。
流産の手術後に治験の説明を聞きに行き、1周期あけて次の移植を行う予定でしたが、移植周期の生理が正月休みにかぶってしまったため、結局2周期も空けることになったのです。
前回の記事では2018年の年末に妹が出産するという大きな出来事について書きましたが、今回は年末年始に治療から離れて堪能したことについて書きたいと思います。
(カテゴリー名とは少しずれますが…。この治療から離れた2周期が、その後に良い結果をもたらせてくれた気もするので、記録として書いておきたいと思います。)
【1ヶ月遅れの結婚記念日*ウェスティンホテルのビュッフェ】
結婚当初は「結婚記念日は毎年奮発してお祝いしよう」と決めていたのに、治療や妊娠と重なり、ここ最近はお家でごはんになっていました。
今年こそはと、ずっと気になっていた恵比寿にあるウェスティンホテルのランチビュッフェへ。
こちらのデザートは絶品と評判なのです。
甘いものよりお肉が、洋食より和食が好きな夫の方から、私の好みに合わせて誘ってくれたことが、とても嬉しかったです。
感想は…デザートやばい♡
他のホテルビュッフェとはレベルが違います。
お値段は高めですが、記念日以外にも精神的に疲れたり気分を変えたい時にはぜひ!
【フェルメール展を見に美術館へ】
もともとアートが大好きな私にとって、美術館で過ごす時間は何よりの癒しです。
風邪をひいた夫を残して、一人で上野の森美術館へフェルメール展を見に行きました。
夫、ごめん…。
現存するのはたった35点と言われるフェルメール作品のうち、過去最多の9点が日本に上陸するとあって大混雑が予想され、なんと日時指定入場制でした。
9点全ての作品が展示されていた最後の展示室の光景は圧巻で、しばらくその場から動けず。
想像以上に素晴らしく、いつのまにかフェルメールの世界に引き込まれていました。
【静岡へ日帰りバス旅行】
夫と一緒に、沼津・伊豆への日帰りバス旅行に参加しました。
申し込んだのは、海鮮浜焼きや駿河湾ミニクルーズ、富士見テラスから富士山を展望、いちご狩りなどを体験できるプラン。
思いのほか、若いカップルが多くて驚きました。
バス旅行は2回目ですが、駅から遠い観光地にも行きやすく、ぼーっとバスに乗っていれば目的地に着くのでとても楽です。
旅行は基本電車か車を使う私たちですが、たまにはバスもいいなぁと思います。
他人と一緒に行動するのが苦ではない方にお勧めです。
【箱根へ日帰り温泉】
温泉好きの夫が、独身時代からたまに一人で入りに行く温泉に連れていってくれました。
移植前はお腹にテープを貼るし、移植後はなんとなく衛生面が気になり、疎遠になっていた温泉。
治療から解放された期間だからこそ堪能できました。
それにしても寒い季節に入る外湯は、なぜあんなにも気持ちいいんだろう。
【珈琲専門店でコーヒーミルを購入】
休日の朝に、自宅で夫に美味しい珈琲を入れてもらうのが、結婚当初からのちょっとした夢でした。
ずっとミルを買いたいと思っていましたが、不妊治療を始めてしまったため、珈琲に熱を入れるのはどうかと思い、なかなか実行に移せず。
でも、次の移植まで2周期空くなら…と思い切って珈琲豆と一緒にミルを購入。
結果、大正解でした!!
粗さを調節できるので、自分たちの好みに合わせて味を変えられます。
カフェインの取り過ぎは身体に良くないかもしれないけれど、部屋に漂う珈琲の香りは、他では代用できないリラックス効果があるに違いありません。
【これまで以上にバスケに参加】
過去の記事にも書いていますが、長年バスケットを続けています。
それもあって、体を動かせない治療期間はストレスが溜まります。
採卵前、移植前にも参加していましたが、体調が気になり思いっきり動けず。
このお休み期間は、ここぞとばかりに走りまくりました。
気づくとコート内で最年長なこともしばしば。
20代の頃と比べると体力も筋肉も落ちましたが…。
それでも終わった後の爽快感は格別でした!
流産後に治療を2ヶ月もお休みしたのは、この時が初めてでした。
年末年始で仕事も忙しく、システム変更により残業も多かったため、今考えるとこのお休みはとるべき運命だったのかもしれません。
お休み期間を充分に満喫し、いよいよ2月の生理から移植周期が始まることになります。