*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

2度目の転院*恵愛生殖医療医院について

 

 

凍結していた胚盤胞はすべて移植し終わり、再び採卵からのスタートになりました。

 

ちょうどこの頃、私は転院するかどうか悩んでいました。

なぜなら、夫の転勤に伴い引っ越しをしたため、クリニックまでの距離が遠くなってしまったからです。


それでも、こちらのクリニックに通い続けたいと思っていたのですが、逆に先生の方から転院を勧められました。

「引っ越し先からは結構遠いですね。こちらに通いたいという気持ちは嬉しいけれど、現実的に考えて通院が大変だし、近くのクリニックに転院してはどう?」

「もしよければ、知り合いの先生が開いているクリニックを紹介しますよ。」

確かに引っ越した地域は子育て世代が多く、通いやすい場所に不妊症専門のクリニックがいくつかあります。


ただ、津田沼IVFクリニックに転院して、ようやくストレスを感じずに通院できるようになったのです。

再び転院することで、またストレスを感じるようになるのではないかと不安でした。

院長先生のように内診や採卵が丁寧で痛みが無く、治療や結果について詳しい説明もあり、尚且つ精神的にも支えてもらえるようなクリニックに、また出会えるのだろうか…。

期待は薄いような気がしました。

 

採卵周期に入るとしばらく転院できなくなる可能性もあるので、まずは夫と話し合い、通える範囲のクリニックの情報を集めることにしました。

 

 

結果、転院することに決めました。

 

理由は、着床したあと悪阻の症状が辛かったり、出血や流産が起こった時など救急で駆けつけたい場合、やはりすぐに移動できる距離がベターと考えたからです。

また、通える範囲に候補となるクリニックがいくつかみつかったことも決め手となりました。


おそらく津田沼IVFクリニックの先生も、同じようなことを考えた上で転院を勧めてくれたのでしょう。

 

 

津田沼IVFクリニックに転院の意向を告げ、紹介状を書いてもらうと同時に、クリニック探しが始まりました。

選ぶ条件は一度目の転院の時とほぼ同じです。

(引っ越し後は仕事をしていなかったため『退勤したあとでも通える』という条件は除外しました。)

*一度目の転院先選びの記事はこちら↓↓↓

 

 


夫婦でじっくりと話し合った結果、選んだのが『恵愛生殖医療医院』です。


元々は産科・婦人科で有名な恵愛病院の生殖医療センターとして開設された医院です。

(その後、移転開業されています。)

条件に当てはまるクリニックは他にもあったのですが…。

私が選んだ理由でもある、こちらの医院の特徴をご紹介したいと思います。

 

 

恵愛生殖医療医院の特徴

 

 

①院長先生ご夫婦が不妊治療・不育症治療経験者

ホームページには、「治療の辛さや結果が出なかった時の絶望感は経験してみないとわからない。何度もの治療や流産を乗り越えた自分たち夫婦の経験を活かし、患者さんに寄り添うとともに、治療に人生をささげたい。」という先生の想いが載せられています。


私はこのコメントを読み、こちらのクリニックに通院してみたいと感じました。

 

 

②費用が『定額制』と『成功報酬制』

例えば「自然周期の採卵で新鮮胚移植なら◯◯円」というように、治療や検査はすべて定額制になっています。

そのため、体調によって通院回数が増えたり、薬を使う期間が予定より延びたりしても、基本的に費用が上がることがありません。

この仕組みのおかげで、予め必要なお金を準備することができ、費用に対するストレスが減りました。


また成功報酬制のため、治療にかかる料金が必要最低限に設定されており、無事に着床して心拍が確認でき、卒業が決まった時点でまとまった料金を支払うことになります。

私のように流産を繰り返している身としては、着床しても卒業に至らない確率が高いため、大変ありがたい制度です。

 

 

③最新機器を導入したAI-Labo

  • AIの画像判定技術を応用した培養器
  • 全自動胚凍結機
  • 卵子にストレスをかけにくいシステムを用いた顕微受精
  • 精子自動解析装置
  • 情報を一元管理するIVF管理システム


どれぐらいすごいのかは素人には分かりかねますが、高技術で正確な装置というのは魅力的です。

 


ひとつ懸念されたことが、こちらの医院には何人もの先生がいるということ。

治療を続ける上で、診察していただく先生との相性はとても大切です。

その点は考えていてもわからないので、まずは一度受診してみることに決めました。

 

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