*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

職場にカミングアウト

 

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体外受精することを職場に言うかどうか』 

 

治療をされているみなさんは、どうしていますか?

 

仕事内容や職場環境、周りの社員の年齢や性別によって様々ですよね。

治療を受ける方の性格にもよると思います。

 


私の場合は伝えることが必須条件でした。


なぜなら、仕事柄、休んだ場合にまわりかかる負担がかなり増えるからです。

それに人数の少ない職場だったので、急に休みをとる理由を隠すことは不可能でした。

 


職場からクリニックのある銀座までは、電車で30分。

退勤してから受診することも可能でしたが、採卵日など休む必要がある日も出てくるので、事情を伝えないわけにはいきません。

 

 

直属の上司は、年齢が近く子供のいる女性で、もともと慕っていたので、あまり気負わずに話せました。


自然妊娠ができないこと。

体外受精をすると決めたこと。

仕事を続けたい意思はあること。


結果、急遽休むことになってもいいので、これまで通り働いてほしいと言っていただきました。

迷惑をかけることになるはずなのに、「女性として応援したい」と温かい言葉をかけてくれました。


次に、時間を作ってもらい社長に相談。

40代の男性で子供がいる方です。

最初の一言を口にするまで、かなり勇気がいりました。

言葉に迷いながらなんとか伝えたところ、「社内で同じように治療している人もいるから大丈夫」とのこと。

心の広い方で、身体まで気遣ってくれました。

 

男性の場合は不妊治療について知らない方も多いので、“話をして恥ずかしい思いをすることになるかも…”と不安でしたが、きちんと状況を伝えて良かったと思いました。

 


結婚を機に転職した会社なので、この時まだ入社して一年と少し。


体外受精をすると決めた時点で仕事を妥協する覚悟はしていたし、契約変更や、場合によっては辞めることも視野に入れていました。


それなのに理解のある方々に恵まれ、仕事と治療を両立できたこと、本当に感謝です。

 

 

 

この職場、ゆくゆくは夫の転勤に伴う引っ越しのため、治療の途中で退職することになります。


ここで働きながら、出産までたどり着きたかったなぁ…。