*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

恵愛生殖医療医院にて2回目の採卵(計5回目)

 

 

仕事探しと同時期に、再び採卵周期がスタートしました。


恵愛医院では2回目の採卵となります。

 

 


生理3日目に受診した時点で、先生から採卵方法について相談がありました。


前回は初めて低刺激で採卵を行ったのですが、胚盤胞には至らず新鮮胚移植ができないという結果に終わりました。

ただ、その時に唯一受精した卵子も、採卵した時点であまり質が良くなかったとのこと。

「そもそも質の良い卵が少ないのかもしれない。」

と言われました。

もしかしたら刺激をせずに自然周期で1個だけ採卵する方が、良い卵子が採れるかもしれないとのこと。

体質にもよるので一概には言えないが、試してみてもいいかもしれないと言われました。

また自然周期の場合、その周期に新鮮胚移植が行えることがメリットだそうです。

前回低刺激による採卵をして、たまたま内膜が厚く維持されていたからすぐに移植可能と言われましたが、低刺激でも場合によっては一周期あけなければいけません。


自然周期の方がいいのかも…と迷いましたが、今後すぐに良い結果が出るとは思えず、採卵→移植を繰り返すことでの身体の負担や費用の面でも躊躇してしまいました。

ちょうど仕事を始めようとしていたこともあり、今回は前回同様に低刺激でお願いすることにしました。

 

 

低刺激法による採卵について。


まず排卵誘発剤であるクロミッドを服用し、効果が低ければゴナールF注射を併用するという方法です。

その際に、オビドレルと、アンタゴニストであるセトロタイドも併用します。

卵胞が理想の大きさまで成長したら、採卵日を決定。

最終的にブセレキュア点鼻薬により卵胞を成熟させ、一定時間後に採卵を行います。

採卵前日は、排卵を抑える目的でジクロフェナク坐剤を使用します。

 

D3クロミッドを開始(9日間)

D10:受診     ゴナールF150、オビドレル5μg、セトロタイド(0.25)

D11:ゴナールF150、オビドレル5μgのみ使用。

21時と22時にブセレキュア点鼻(採卵の34~36時間前)

抗生剤も開始(7日間)

D12:17時と23時にジクロフェナク坐剤

D13:採卵

 

*使用した薬に関しては、初回の採卵までの記事をご覧ください↓↓↓

 


D10

今回はしっかりと卵胞が成長している。

右側に2~3個。左は見えない。

ホルモン値もE2: 649.3としっかり上昇しているので、前回よりも早く採卵できるとのこと。


前回は卵胞の成長が遅く、採卵当日までに5回も受診しましたが、今回はたった2回で済みました。

他院でアンタゴニスト法を行った時は、ほとんどスケジュール通りに進んでいたので、同じ低刺激でこれほど差が出る自分の身体に驚きました。


予想外に早く採卵が決まり、採卵当日までのスケジュールと薬を渡されて、少し慌ててしまいました。

ゴナール、オビドレル、セトロタイドを使う期間が前回よりも短くなり、翌日には点鼻、坐薬と続くため、気を抜いたら何かを忘れそう…!

帰宅した後も、何度もスケジュールを確認しました。

 

 

採卵前日はお決まりのシミュレーション。

夫も、採卵の時は自分の出番とばかりに積極的になってくれるので、ありがたいです。

受精方法についても話し合い、前回体外受精でうまくいかなかったから、今回は顕微受精を希望してみようと決めました。

また、私が仕事を始める関係で、もし胚盤胞までたどり着いた場合は、今回は凍結してもらおうということで意見が一致しました。

 

 


採卵当日。

安静室で着替えた後、しばらく待機してから手術室へ。

前回とは別の、少し狭い部屋でした。

今回はスタッフさんが少しバタついていて、血圧計や心電図をつけている段階で麻酔を投与されました。

消毒が始まった時点で、まだぼやっと意識がありましたが、すでに痛みは感じませんでした。


パッと目覚めると、まだ手術台の上。

前回は終わった後に看護師さんに運ばれ、ベッドの上で意識が戻りましたが、今回は意識が戻るのが早かったみたいです。

看護師さんの肩をかりて自分で車椅子へ。

安静室まで連れていってもらいベッドに横になりました。


一度目覚めてしまったせいか、その後はぐっすりと眠れず。心地よく寝ぼけている状態が続きました。

“寝れない、寝れない…”と思いながらも、うとうとしていたようです。


尿意で目覚め、我慢できなくなり今回もナースコール。

その時点で採卵から1時間半以上経っていました。

 

 

待合室に戻ってからは、比較的すぐに内診室に呼ばれました。

ガーゼを抜く時は、やはり激痛!

出血や卵巣の腫れは無し。

内膜が6.9mmで薄いと言われました。

 


その後、診察室にて結果を聞きました。

採卵結果は4個。

採卵前の受診では2~3個と聞いていたので、予想以上で嬉しかったです。

「前回体外受精(ふりかけ)で結果が良くなかったので、今回は顕微にしましょう。」と提案されました。

こちらからお願いする予定だったのに、さすが先生!

初の顕微受精です。

「あと、子宮内膜が薄かったので、この周期では移植できません。」とも言われました。

前日に夫と凍結することに決めていたので、ちょうどよかったです。

 

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滞りなく採卵が終了し、ほっとしました。

慣れてきたせいか、この頃にはある程度リラックスして採卵に挑めるようになっていた気がします。

4個の卵子が奇跡を起こしてくれますように。

 

 

翌日にメールにて受精結果を確認

5~6日以降に凍結結果を聞くため受診