*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

3回目の移植〜CLへの不安と不信感

 

 

化学流産となった後、一ヶ月のお休み期間を挟み、次の生理から3回目の移植に入ることになりました。

 

 

お休み期間はリラックスして過ごしていたのですが、生理が始まると早速、色々と不安が出てきました。


化学流産による出血が長引いたので、念のため排卵日検査薬を使用したのですが…。

排卵後、高温期に入ってからたった4日後に生理がきたのです。

“こんなにガタガタのホルモンバランスで大丈夫なんだろうか…”


そして、もうひとつ不安材料が…。

受診日が生理3日目になってしまったこと。

こちらのクリニックでは、移植周期は基本生理2日目までに来るようにと言われています。

ただ、生理が来たのが夕方だったのでその日に受診できず、翌日も休日だったため、生理3日目まで行けませんでした。

 

そんな不安を抱えたまま受診したのですが…。

さらなる不安が!!


ホルモン補充のスケジュールを説明される際、移植日前後の予約がいっぱいだったようで、移植日を予定より4~5日後ろにずらされたのです!


ホルモン補充は確かに排卵日をコントロールできるのがメリットですが…

さすがにおかしくないですかね??


無理矢理コントロールして移植するぐらいなら来月に伸ばそうかと思い、先生に疑問を投げかけてみたのですが…。


私   「テープ開始が生理6日目からというのはいつもより遅めですが大丈夫ですか?生理初日から移植までの期間が長くなるのが心配なんですが…」

先生「大丈夫です。」


私    「化学流産後の生理が長引き、高温期が短すぎたんですが…」

先生 「関係ないです。」


…だから、その根拠は?! 

 

先生の中では大丈夫という確信があるのでしょうけど、患者側からするとぞんざいに扱われているように感じます。

そのあと看護師さんがよくあるケースだと説明してくれたので、とりあえず移植に入ることにしたのですが、モヤモヤは消えません。


そこで通い始めた整骨院の先生に相談してみました。

すると、

「テープは内膜を厚くする目的以外に排卵を抑える作用がある。途中経過を確認する段階で排卵してしまっていたら、移植は中止になるはず。排卵していなければ問題なし。」

「化学流産後の出血が長引いたり高温期が短いのはよくあること。移植周期はホルモンを補充するのだから特に心配いらない。」

と納得のいく説明を聞くことができました。

おかげで移植しようと気持ちを切り替えられました。


と、同時にこの頃から、クリニックに対して不信感を抱くようになります。

整骨院の先生は、患者さんが通っているクリニックのことを決して否定しませんが、私が「残りの凍結胚でうまくいかなければ転院を考えようと思う。」と伝えると、他のクリニックの情報を少し教えてくれました。

どうやら、私の通院していたクリニックのやり方に、少なからず疑問を持っていたようです。


いざ転院となったらその時に詳しく相談に乗ってもらうことにして、とりあえず今は移植のことだけを考えようと決めました。

 


さて、今回も凍結胚盤胞の移植のため、ホルモン補充を行います。

 

D6:エストラーナテープ開始

スケジュールに沿って一日置きに2枚貼り替え。

D12:テープを3枚に増やす

D14:テープを4枚に増やす。

D18:テープを2枚に減らし、ルティナス膣錠を追加

D23:移植

 

D18に受診し、順調に内膜が厚くなっていると確認できたので、予定通りの日に移植することになりました。

排卵もしていなかったようで、ひと安心でした。


プロゲステロン製剤は、前回途中から変更になったルティナス膣錠を使うことになりました。

看護師さん曰く、「妊娠していた場合はしばらく薬を続けることになる。注射はお尻にかかる負担が大きいから膣錠が選ばれたんだと思います。」とのこと。

“それなら初回から膣錠でよかったのでは…?”

と、募る不信感。

ただ、ルティナス膣錠は朝と夜の2回でも効果があると言われているそうです。

うまく吸収されなかったり出てきてしまうことを考慮して、こちらでは1日3回と指示しているとのこと。

しっかり効いてくれるならそれに越したことはないですし、素直に指示通り使用することにしました。

 

 


移植の当日は午後休をもらいクリニックへ。 

 

今回はアセトアミノフェン200mgという鎮痛剤を2錠飲んで待機。

この日クリニックはなぜか大混雑で、午前の診療が終わっておらず、14時半の予約だったのに案内されたのが16時でした。

採卵や移植以外は予約制をとっていないので、起こり得ることではありますが…。

“すでに胚盤胞は融解されてるのかなぁ。待ち時間が移植に影響ないといいけど…”

そわそわしながら待っている間、またしても嫌な想像が頭をよぎりました。

そして、エコーのために尿を溜めていましたが、1時間半は我慢できず2回ほどトイレに行きました。

 

ようやく診察に呼ばれ、先生から胚盤胞の説明を受けました。

5日目胚の3BCを融解しアシステッドハッチングを行い、5BCになったとのこと。

「細胞は少ないが、妊娠する可能性もあります。」という言葉に、今回はあまり期待できなさそうと感じました。

 


移植はいつも通りの手順で行われました。

ただ、今回は細いクスコを用意していなかったようで挿入時に激痛!

我慢しようとしても腰が動いてしまいました。

痛みに対する怖さと、移植できないかも…という不安に襲われ、手が震えて冷や汗も出ました。

力を抜かなきゃとわかっているのに、うまくできず。

先生も看護師さんも苦戦し、何度もクスコを変えてようやく準備完了。

移植自体はスムーズに終わりました。


移植後はよたよたと歩きながらトイレに直行し、その後回復室で30分横になりました。

前回は休む時間をもらえなかったのですが、私の場合は移植でもエネルギーを消耗するので、この時間がとてもありがたく感じました。

 

最後に診察室へ呼ばれて先生のお話。

妊娠判定を行う日と、陽性だった場合の受診日を確認。

陰性だった場合薬は中止。

(こちらのCLでは妊娠判定は市販のキットを使って自分で行うよう指示あり)

時間が押していたせいか、いつもに増して素っ気なく説明されて終了となりました。

 

 

 

移植後は、たまに下腹部や足の付け根がチクチクしたり腰痛があったものの、最初の移植に比べるとあまり変化を感じませんでした。

基礎体温も初回ほど上がらず。


整骨院の先生に話すと、「体調変化はホルモン剤による可能性もあるし、あてにならない。熱もホルモン補充している場合は気にしなくていい。」と言われました。

また、「胚盤胞は移植してから成長が進む場合も多い。移植前の評価はあてにならない。」とのこと。


判定日までは期待もせず落ち込みもせず、できるだけ平穏な心で過ごすようにしました。

 

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そして判定日…


次回に続きます。

 

 

*このブログは個人的な感想を書いており、クリニックを誹謗中傷する目的ではありません。