*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

転院先選び&津田沼IVF CL説明会

 

 

それまで通院していたクリニックに思うところがあり、凍結胚を全て移植し終えたタイミングで、転院することに決めました。

 

 

さて、転院先のクリニック選びです。


不妊治療のクリニックに通院した経験のある方は、転院の際に求める条件がいくつか出てくるかと思います。


もちろんみなさん妊娠・出産を目標に通院するので、成功率の高さは共通して重視する点と言えるでしょう。


それ以外に、私が重視したポイントを書きたいと思います。

 

転院するクリニック選びのポイント〜私の場合〜

 

⚫︎先生やスタッフによるカウンセリングが丁寧

前CLでの、医師による一方的なやり方と説明の無さにストレスが大きかったため。

⚫︎院内の設備が整っている

患者側から詳細を知ることは難しいが、CLとしてアピールできる部分があってほしい。

⚫︎採卵時に静脈麻酔を使う

消毒時のクスコだけでも激痛の私にとっては必須!!

⚫︎中~高刺激を得意としている

前CLで成功した経緯あり。また、身体や仕事への負担を考えて採卵回数を減らしたい。

⚫︎費用の設定が高すぎない

世の中の平均的な費用までが理想。うまくいかなかった時に支払いが高すぎるとストレスに感じるため。

⚫︎退勤してからでも通える

仕事上、通院のたびに休みは取れないため。距離、時間共に注意。

 


表を作り、いくつかの候補を挙げて検討した結果、『木場公園クリニック』と『津田沼IVFクリニック』に絞りました。


その後、それぞれの不妊治療説明会に参加した上で、決定することにしました。

 


木場公園クリニックの特徴については、以前の記事で簡単にご紹介しましたのでご覧ください。↓↓↓

 

 

では次に、津田沼IVFクリニックの説明会で聞いた話の中で、新しく得た情報や、おもしろいと感じた内容をピックアップしてお伝えします。


精子卵子の話

⚫︎精子卵子1個に対して10万匹必要。協力し合って酵素を出して卵子の殻を溶かし、やっと1匹だけが入れる。

⚫︎卵子は、子供として産まれてくるまで、光を浴びたり酸素に触れることはない。直接目にすることができないのでイメージが湧きにくいが、実際はハリがあるものもあれば、ヨレヨレ、シワシワ、薄茶色といったように様々。

⚫︎排卵は通常は月に1個。排卵する卵巣は左右交互ではない。


採卵の話

⚫︎卵胞は巨峰と似ている。実の代わりに中に水(卵胞液)が入っていて、皮に卵子が貼りついている状態。採卵の際はこれに針を刺して水ごと吸う。卵の数が多い人は、試験管2本ぐらいになる。


移植の話 

⚫︎移植時に使うチューブは、子宮の角度や形に合わせている。


受精卵の話

⚫︎初期胚よりも胚盤胞の方が妊娠率が上がる。培養の段階で胚盤胞まで分割しなかった受精卵は、初期胚で体内に戻していたとしても分割しなかったはずなので、できるだけ胚盤胞まで培養したい。


クリニックの強み

⚫︎遠くからでも通院しやすいように、総武線快速が止まる津田沼駅から徒歩4分の立地で開業。

⚫︎培養士のスキルが高く経験豊富なため、スピードが速い。

⚫︎培養時にできるだけ開け閉めしないよう、個室の培養機を使用。

 

 

分かりやすい表現を使った説明で、初めて治療を開始する人やあまり知識のない男性にとっても理解しやすいように感じました。

 

勉強会に参加したクリニックは、結果的にどちらもとても魅力的でした。

ただ、木場公園クリニックは技術や設備が高度な分費用が高く、受精や着床にかなり行き詰まっている方に向いていると感じました。

私の場合は、流産にはなりますが、前CLにて受精→分割→胚盤胞→着床までは進みましたので、もし今後失敗が続いた時に次の一手として考えてもいいのかな、と思いました。

 


そういうわけで、転院先は津田沼IVFクリニックに決定。


新しいクリニックでの治療再開に、モチベーションが急上昇しました!!

 

 

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