津田沼IVFクリニックにて2回目の採卵終了後の、培養結果についての記録です。
結果を確認するため、翌日と一週間後にクリニックに電話しました。
〈受精結果〉
→14個中3個が正常受精(2PN)
残りの11個は0PNのため経過観察中
3個?!
少なすぎる…!
採卵数が多かったため7~8個は期待していたのですが…。
予想外の少なさにショックを受けました。
結果を聞いた後、培養士さんに2点質問。
Q.以前行ったクルーガーテストで奇形率が高かった。
受精率が低いのは、それが関係するのでしょうか。
A.奇形率が高いことが原因の場合は『全く受精しない』という結果が出ることがほとんど。今回はいくつか受精しているので、奇形率は影響していないと思われる。
Q.もし顕微授精をしていたら、受精率は上がったでしょうか。
A.卵子が未熟だったのが原因の可能性が高く、その場合は体外でも顕微でも結果は同じ。
やっぱり採卵数が多いと、その分卵子の質が低下したり成熟しにくかったりするのかな…とがっかりしました。
受精後から胚盤胞にたどり着くのは3割と言われているので、この時点で1個凍結できるかどうか、という状況。
次の凍結確認まで、ひやひやしながら過ごしました。
採卵から3日後(凍結確認までの間)に、卵巣の腫れをチェックするため、クリニックを受診しました。
内診の結果、『軽度のOHSS(卵巣過剰刺激症候群)』との診断。
採卵から3日目経っていましたが、卵胞に水が戻り膨らんでいるとのこと。
採卵周期に強い刺激を行なったり、それによって卵胞数が多くなった場合に起こりやすいと説明されました。
症状としては、お腹の痛みや気持ち悪さが出やすいとのこと。
この時点で腹痛はだいぶ治まっていましたか、気持ちわるさや息苦しさは続いていました。
「徐々に良くなってきて、生理がきたら治るはずだけれど、念のために生理3日目頃にまた来てください。」
と言われました。
しばらくはお酒の飲み過ぎに注意し、運動も控えるように、とのこと。
*OHSSについて記載した記事です↓↓↓
これまでの採卵とは違う体調変化があり、採卵前からOHSSになるのではないかと想像していたので、先生の診断には納得でした。
良い結果が出なかった上に副作用に苦しむことになり、どんよりとした気持ちで帰路につきました。
そして採卵から一週間後、再び電話にて凍結確認。
〈胚盤胞の凍結結果〉
→凍結保存できたのは1個。
正常受精していた3個の受精卵のうちの1個を凍結。
残り2個は分割が進まず。
0PNで経過観察をしていた11個のうち2個は受精し分割したが、初期胚でストップした。残り9個は受精しなかった。
“1個残ってよかった!”という気持ちと、“1/14か…。”と落胆する気持ちが入り混じり、複雑な胸中でした。
またしても培養士さんに質問。
Q.採精時に細菌がはいってしまうと受精しにくいと聞いたことがある。今回はその可能性もありますか?
A.細菌感染していたら翌日に卵が変性するので見た目で判断できるし、その場合は全く授精しない。
また、培養液に抗生剤を入れているので、細菌感染により受精しないということは99%起こらない。
Q.卵の数が多いと質が低下することもありますか?
A.その回だけ質が低下することもあり得る。
きちんと状態を整えたら、次の採卵には影響しない。
とても丁寧に回答していただいたおかげで、“これが原因だったかも…。”ともやもやしていた気持ちが晴れ、結果を受け入れることができました。
凍結結果の詳しい説明を聞きにくるようにと言われていたので、採卵からしばらく経ってから、再度受診しました。
この日は診察はなく、培養士さんによる説明のみでした。
凍結した胚盤胞は
4BB:5日目胚(2PN由来/ES 8分)
正常受精した2PNの残り2個と、0PNだったけれど分割が進んだ2個は、全て5日目の時点で胚盤胞には至らなかったとのこと。
前回凍結した胚盤胞には全てA評価が入っていましたが、今回は『BB』という結果。
でも、A評価の移植でも結果は出ていないのだから、気にしないようにしようと思いました。
*胚盤胞の評価についてはこちらの記事をご覧ください↓↓↓
採卵から一周期空けて、移植は8月末の予定。
お盆は、夫の夏期休暇に合わせてキャンプに行ったり実家に帰ったり、友達と会う約束をしたりとスケジュールがいっぱい。
体調も戻ってきたことだし、美味しいものを食べて遊んでリフレッシュしよう!と気持ちを切り替えました。