*ひだまり妊活日記*

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不妊症&不育症治療と8度の流産を乗り越えた七転八起な日々の記録

恵愛生殖医療医院 初診

 

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転院を決め、初めて恵愛生殖医療医院を受診した時の話です。

 

 

問診票と、これまでの検査記録を持参しました。

ちょうどこの日は生理初日。

可能であればさっそく採卵に入りたいという希望もありました。

 

 

この日は診察室→採血→内診→再び診察室

という流れでした。


まず初めに診察室に呼ばれ、少し緊張しながら中に入りました。

診察室にいたのは自分より若い男性の先生。

勝手に中年以降の方を想像していたので、少しびっくりしました。

 

問診票や過去の検査結果をもとに、これまでの経緯を話しました。


その上で、まずはこれまでに検査していない項目と、検査してから一年以上経っている項目だけを検査しましょうと提案されました。

また、これだけ流産を繰り返しているので、できれば夫婦の染色体検査をした方がいいとのこと。

もし異常があっても改善策はないけれど、モチベーションが変わってくるはず。

それに、異常があるとわかった夫婦でも、流産を繰り返した結果、8割は妊娠に至っていると教えてくださいました。


夫婦の染色体検査は前クリニックでも提案されていましたが、どちらかが異常とわかった場合のショックを考えて、なかなか踏み出せませんでした。

でもこれだけ流産が多いので、さすがにそろそろ受けるべきかもしれないと思いました。

 

 

その後、先に採血を済ませて内診室へ。

この日は生理初日。尚且つ若い男性医師による内診に最初は少し躊躇しましたが、向こうはプロです。

任せるしかないと意を決して内診台に乗りました。

内診が苦手と伝えると、痛くないよう気をつけて行ってくれました。

 

エコーの結果、卵巣に腫れは見られず、子宮の異常も無さそうとのこと。

また、卵は今回左右3個ずつ見えていて、これまでと比べると少なめ。 

生理初日のため、見えづらい位置に卵が隠れているのかもしれないとのこと。

 

 

内診が終わると、採血結果が出るまで待合室で待機。

しばらくして再び診察室へ呼ばれました。


採血の結果、

LH:1.0

FSH:1.9

E2:5.0未満

AMH(坑ミュラー管ホルモン):1.01

 

結果を見て、先生から説明がありました。

E2、LHが低め。

前クリニックで指摘がなかったのなら、これから上がってくるのかもしれないので経過観察。

AMHも低い。ただ、これは卵の数の目安であり、質までは判断できない。

今回卵巣に見えた卵も数が少ないし、あまり刺激をかけずに大事に育てた方がいいかもしれない、とのこと。


AMHが低すぎてショックでした。

AMHとは、卵巣に残存する卵の数の指標で、いわゆる『卵巣年齢』のこと。

後ほど調べたところ、43~44才相当。

2年前に最初のクリニックで検査した時は、歳相応だったのに…。

「これまでの採卵で刺激をかけたことが原因でしょうか?」と質問したところ、「刺激が影響するかもしれないとも言われているが、現時点では不明。」との回答。


転院先を探していた時、条件のひとつに『中~高刺激を行っているところ』も入れていましたが、自分の身体の現実を突き付けられて話が変わってきました。

本当は刺激をかけてたくさん採卵し、胚盤胞での凍結数を増やしたかったのですが…。

前回の採卵のように、凍結結果が『1個』だと意味がありません。


33才という年齢だけで判断せず、冷静に分析した上での提案。

先生に任せてみようと思いました。

 

 

そんなわけで、希望通りこちらの病院で今週期から採卵開始。

初めての低刺激法。

この日から10日間クロミッドを飲み、途中でホルモン値を確認。

経過によっては注射を併用すると言われました。

 

 

診察前に気になっていた先生との相性ですが…。

第一印象は“若いし大丈夫かなぁ?”と少し不安でしたが、話した印象はとても冷静でしっかりとした方でした。

先生の意見をわかりやすく話してくださり、また、こちらの質問にもきちんと答えてくれました。

その後の通院中も、判断に迷う時には後ほど院長先生に相談してくれたので、安心して治療を受けることができました。


私自身、この頃にはある程度知識も増え、過剰な期待を持たずに治療に臨めるようになってきたことも影響しているとは思いますが…。

どんな結果でも納得し、ストレス無く通院できたのは、この先生のおかげだと思っています。