以前の採卵で残っていた凍結卵を戻すことになり、久しぶりに通院しています。
4月からの保険適応を受け、平日にも関わらず待合室は患者さんでいっぱい。
3年前に通院していた時とは比べものにならない程です。
クリニックに到着してから帰るまで、なんと6時間コース!!
遅刻して出勤する予定が、急遽欠勤するはめに…。
日頃、仕事や家事、育児に追われて確保できない自分時間をここで堪能しようと、スマホや本に没頭しましたが、
さすがに帰るころはぐったりでした。
クリニックには見覚えのあるスタッフさんが何人かいて、処置室などで「お久しぶりです!卵を迎えに来られたんですね!」と声をかけていただきました。
覚えていただいていたことにびっくり!
カルテに名前や治療歴が記載されているとはいえ、私のこれまでの経緯はよほど印象的だったようで…。
出産できたことが本当に奇跡だったのだと、改めて実感しました。
今回移植する卵は3AA。
今のところ不安や怖さはなく、どーんと構えています。
緊張する時間も、不安になる時間もなく、毎日が慌ただしくすぎていくことが、不妊治療には良い方向に働いてくれる気がします。
ちょっとだけ言葉を発するのが遅かった息子くん。
「あかちゃんはー?」
「まだいないね。もうすぐ来るのかな?」
「うん、来るよー!」
そんな日々の会話に癒されながら、
兄弟ができたら喜ぶだろうなと想像しながら、
移植の日まで楽しく過ごそうと思います。